俳優の伊藤健太郎が3月26日、都内でファンミーティングを開催。約500人のファンの前で今後の目標について語った。
伊藤は20年10月28日に乗用車を運転中、バイクと衝突事故を起こして逮捕。その後、芸能活動を自粛していたが21年3月に不起訴処分となったため、同年6月にファンクラブを開設し芸能活動を再開させていた。
今回のファンミーティングは自身にとっても初開催となる。イベントでは20年に主演を務めたドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ)の告白シーンをファン相手に再現し、詩集の朗読、6月3日公開予定の主演映画「冬薔薇(ふゆそうび)」の監督を務めた阪本順治氏をゲストに迎えてのトークなどが行われた。
その中で伊藤は「地上波ドラマでスタートした役者人生。簡単ではないけど、戻れるように取り組みたい」と復帰の目標を掲げた。
ネット上では《好き嫌い関係なく、まだ24歳。若いんだし頑張ればいい》《やったことは最悪だったけど今の時代の絶対許さないみたいな風潮は自分は嫌いなので改心していい俳優になってくれれば‥‥とは思う》といった声もあったが、やはり《表舞台は難しいと思います》《テレビは“いいですよ”とはならない》といった厳しい声が圧倒的だ。
「伊藤に対する風当たりは依然強いものがありますが、芸能活動再開後は昨年10月に主演舞台、今年3月には映像配信サービス『ひかりTV』で主演ドラマ『闇部‐REAL‐』、6月には主演映画『冬薔薇』公開と着実に出演作を増やしています。地上波復帰はCMスポンサーとの兼ね合いもあるでしょうから、すぐの実現は難しそうですが、真摯に仕事に向き合い続ければ、そう遠くない未来に果たせるかもしれません」(芸能記者)
次はファンを裏切らないようにしてもらいたいものだ。
(柏原廉)