俳優・沢村一樹が4月3日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演し、共演経験のある俳優・木村拓哉のスゴさを熱弁した。
デビューから26年が経ち、2022年だけでも2つの主演ドラマを任され、4月24日放送開始の「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)にも出演するなど、多忙を極める沢村。日々の体調管理の方法を聞かれ、「木村拓哉君を見ていて。彼はヤバいっていうくらい身体が疲れてくると、アドレナリンが出て、“グッ”と元気になるところをすごく上手く利用していて。追い込んで、追い込んで、追い込んで、“ヤバい”ってなった時に“グッ”と元気になるところをバンッと使う」と、木村を参考にしていると説明した。
この日のスペシャルMCを務めたTOKIO・国分太一から「アスリートみたい!」と驚かれると、沢村は「本当にしんどいなって思った時には、木村君のことを思い出すようにしているんです」と語った。
再び国分が「それだけストイックな木村さんを見ているからですか?」と聞くと、沢村は2019年に共演したドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)を振り返り、「あれは刺激になりましたね。一緒に連ドラをやらせてもらった時に、この人スゴいなと思って」と、木村のプロ意識の高さを讃えた。
「沢村は19年10月16日、同ドラマの第1話試写会と制作発表会見を兼ねたイベントの中でも『木村君のスゴいところは、ごまかしでやらないところ』と表現し、官僚をビンタするシーンについて言及。リハーサルでは実際にビンタすることなく、空振りで行っていた木村が、本番では思いっきり『バーン!』と叩いていたと振り返っています。これに木村は『出演してくださっている(官僚役の)方が、ちゃんと役者さんだと聞いたので、だったらご理解してくれるだろうと』と説明。及川光博もまた、沢村の木村評に大きく頷き、『僕、たっくんに“泣けた~”ってLINE送っちゃったもん!』と、沢村以外の共演者も木村の演技には胸を打たれたようです。
自分よりも5歳下の木村を絶賛し、そのストイックな体調管理方法を参考にしていると語った沢村には、ネット上で『かっこいい同士! 素敵な関係性であり、エピソード』『沢村一樹は年下でもすごいと思う人はそのまま言うからすごいよね』『沢村一樹さん、人のことを純粋に褒めることのできる方で素晴らしいですね』などの声があったほか、木村についても『並大抵の気力・体力・メンタルでは務まらないと思います』『悪く言われがちな人だけど、本当にすごい人だと思います』『木村拓哉さんに媚を売る必要もない先輩俳優がこういうことを言うってことは本当にすごい方なんでしょうね』『何をやってもキムタクと長年揶揄されたけど、裏を返せば、いつ如何なる時もキムタクでいるということなんだよな』『やっぱりキムタクってすごいんやね』などの絶賛がありました」(テレビ誌ライター)
視聴者だけでなく、共演者のハートをも射抜いてしまうのが木村拓哉のカリスマ性なのかもしれない。
(木村慎吾)