4月10日に放送された嵐・二宮和也主演のテレビドラマ「マイファミリー」(TBS系)第1話の視聴率が、12.6%だったことがわかった。
「本作は、二宮と多部未華子演じる夫婦が、誘拐された娘を救うために奮闘するオリジナルドラマです。1月期に放送された日曜劇場『DCU』の初回視聴率16.8%から数字を下げたものの、ツイッターでは、世界トレンド1位になるなど大きな盛り上がりを見せています」(テレビ誌記者)
第1話では、ほぼ別居状態で仮面夫婦だった2人が、娘のために協力して誘拐事件の解決に奔走する姿が描かれた。すると放送後、ドラマファンの間では、2000年に放送されたTBSドラマ「QUIZ」の内容に言及する声が殺到しているという。
「『QUIZ』もまた子供の誘拐事件を扱ったドラマだったのですが、ラストは、親に本当に愛されているか悩んでいた子供による自作自演というオチだったんです。今回放送された『マイファミリー』も、子供の親に対する不満を匂わせるシーンや夫婦の不仲が描かれたほか、犯人が『子供の行った遠足の場所』を夫婦に質問し、答えられない父親の“娘への愛情不足”を知らしめる展開も登場しました。そんな2つのドラマは共通点が多いため、ネットでは『「QUIZ」と似てる』『このドラマも家庭の円満を望んだ子供が黒幕なのでは!?』といった声が相次ぐことに。しかし当時、『QUIZ』はドラマファンから“最悪の最終回”と酷評されたこともあり、『子供の自作自演オチだけはやめてくれ!』と、今後の展開を不安視する声があがっています」(前出・テレビ誌記者)
とはいえ、まだ放送が始まったばかりの「マイファミリー」。今後、視聴者の予想を裏切る秀逸な展開を期待したいものだ。