女優の吉高由里子さんが、去年あたりから「うどん派よりも蕎麦派になってしまった」とツイッターでつぶやいていましたが、「蕎麦屋で日本酒を一杯」ができるようになると、大人女子になったなぁと思う人もいるのでは?
江戸時代より、蕎麦屋は仕事帰りの職人たちの憩いの場。つまみで一杯飲んで、シメに蕎麦というのが定番スタイルだったようです。
蕎麦屋のおつまみとして、まず挙げられるのが、濃いめの味つけで焼目をつけた「だしまき卵」。わさび醤油で食べる「いたわさ」は、おかめ蕎麦の具。蕎麦汁、砂糖、味噌で練った「蕎麦味噌」、味噌をしゃもじや板に塗って炙った「蕎麦焼き味噌」、「鴨焼き」や「鴨ロース」も蕎麦屋ならではの一品です。
あれやこれやとつまみながら、どんどん酒がすすむところですが、蕎麦屋の流儀としては、1人で寄って長居せず、ほろ酔い気分でさくっと帰るのが大人の嗜み。
最近では、仕事帰りにファミレスで一人飲みをする女子が増えていますが、蕎麦屋で粋な時間を過ごすのもいいですよね。