P&Gが行ったアンケート調査によれば、「肌より髪のほうが見た目年齢に影響がある」と答えた女性が、200人中72%もいたことがわかった。
白髪はもちろん、髪がボサボサ、もしくはボリュームが少なくペタンコになってしまうと実年齢よりも上に見られる可能性が高い。
では、いったいどうすれば実年齢より若く見られる“美髪”を作ることができるのだろうか。まずはどうすればそう見られるかを考えよう。ポイントになるのは「ボリューム」「ツヤ」「分け目が目立たない」ことだ。
この3つを作るためには、年齢と共に衰える「根元」と「うねり」に着目することが重要になる。誰でも髪は加齢と共に細くなり、本数が減ることからボリュームが失われ、分け目が目立つペタンコ髪になるのは避けられない。さらに、ツヤが失われるのは、加齢による「うねり」が大きな原因となっている。
この事実を踏まえた美髪づくりのテクニックは、次の通りである。
・ドライヤーは、根元から上に向かってかきあげるようにかける。温風の後には、冷風を当てて固める
・頭皮の血行促進のために頭皮マッサージをする
・ホルモンバランスを整えるために、十分な睡眠、栄養バランスの整った食生活を心がける
・うねりの原因の一つであるナイアシン不足を防ぐために、ナイアシンを大量に消費するお酒を控える
総じて、スタイリング術と内側からのケアで、健康的な髪をつくりだすことは可能になる。日頃からぜひ、心がけてみよう。