「夫婦仲が冷え切ってきた……」と感じていませんか? 多くの夫婦が抱えがちな問題ですが、どうすればよいのでしょうか。
臨床心理士である本田りえさんの著書「みんな『夫婦』で病んでいる なぜ、自分で選んだ人がエイリアン夫モンスター妻に変わるのか」(主婦の友社刊)には、人類学者のヘレン・フィッシャー博士によれば、恋愛初期には気持ちを高揚させる恋愛ホルモンが分泌され、3年くらいするとそれがなくなると書かれています。
その結果、長年のパートナーに対して“愛着”を持ち、安心感を覚えるようになるそうです。つまり、夫にトキメキがなくなるのは当たり前で、その分、お互いに「ホッとする」「癒やされる」といった存在になれば、夫婦の関係を長続きさせることができるというワケです。
とはいえ、夫婦間には“刺激”も大事です。恋人・夫婦仲相談所所長である二松まゆみさんの著書「もっと、夫婦は恋できる」(ヴィレッジブックス刊)によれば、マンネリ化を打破するには、イベントを作ることがポイントなんだとか。例えば、2人きりでオシャレなレストランやショッピングに出かけ、それを会話のきっかけにする。また、温泉旅行などもオススメで、日常生活から離れた場所に行くと神経系とホルモン系の活動が活発になり、心身ともにリフレッシュされて健康な生活を営むことができるようになるそうですよ。
生活がマンネリ化して「夫婦仲が冷めている……」なら、ぜひ参考にしてみてくださいね。