俳優・堺雅人が主演を務めたスペシャルドラマ「ダマせない男」(日本テレビ系)が“大コケ”し、シリーズ化が見送りとなったことを4月25日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。
同記事によると、3月26日に放送された同ドラマは、通常5000万円と言われる特番ドラマの予算相場を大幅に超える1億円をかけた大作で、共演者には門脇麦、広末涼子、生瀬勝久、小手伸也といった有名俳優もキャスティング。大きな期待が掛けられていたが、世帯平均視聴率6.7%、個人視聴率4.0%と全く振るわなかったという。ネットでは「既視感があり、『コンフィデンスマンJP』のパクリ」だという声も圧倒的に多かったといい、堺サイドもショックを受けたとか。当初は今年12月に特番第2弾、来年1月から連ドラを放送する予定だったが、低視聴率と低評価のダブルパンチにより全て水の泡になったという。
記事の最後では今後しばらく、堺が日テレのドラマに出演することはなさそうと締められている。
ネット上では同記事について《私は最後まで見て普通に楽しめた。だけど、コンフィデンスマンJP的などんでん返しを期待してた人には物足りないだろうなって感じ》《自分は脱落するほどつまんなくはなかったよ。ただ何度も見たいかと言われたらそれほどでもなかった。最後のネタバラシも予想ついちゃったしパンチは足りなかったかもしれない》《脚本が微妙だったんじゃないの?》などストーリーに不満を持つ声が多かった。
「当初、日テレは世帯平均視聴率が10%を超えれば連ドラ化、最低でも定期のスペシャルドラマには持って行きたいと構想していたようですが、計画は頓挫したようです。
もともと、堺は日テレとは縁が薄く前回出演したドラマは15年の『Dr.倫太郎』までさかのぼります。そんな堺と日テレをつなげたのが、妻の菅野美穂と言われています。菅野は主演だけでもこれまで5本、日テレで務めただけでなく、09年と21年の『24時間テレビ』ではチャリティパーソナリティーを務めるなど関係性が深い。今回のドラマもスタッフが菅野に企画書を渡して仲介を依頼したと言われ、堺も妻の頼みとあって縁の薄い日テレの仕事を引き受けたようです」(芸能記者)
妻からの仲介で出演したドラマが大コケ。夫婦仲も悪化するということにならなければいいが‥‥。
(柏原廉)