いまだ、解散疑惑が消えないSMAPが7月16日放送の「音楽の日」(TBS系)と18日放送の「FNSうたの夏まつり」(フジテレビ系)の出演を辞退した。これらの番組から出演依頼を受け、メンバー5人と所属事務所のジャニー喜多川社長を交えて何度か協議したが、「今年は新曲のリリースをしておらず、十分なパフォーマンスができない」との理由から結論を出したようだ。
しかし、「音楽の日」はSMAPの中居正広が第1回から一貫して総合司会を担当。にもかかわらず、新曲のリリースがないことで“辞退”とは、違和感を禁じ得ない。むしろ、解散疑惑を払しょくするためにも、参加するほうが得策と思えるのだが‥‥。
芸能ジャーナリストは今回の辞退について、次のように分析する。
「今回の決定は、“9月解散説”を裏付けるような結果になってしまいましたね。7月11日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、久しぶりに5人そろっての放送となって、喜んでいたファンはガッカリでしょう。この放送時にも指摘されていましたが、5人の間に流れるギクシャクとした雰囲気に不安を感じた視聴者も多かった。つまり、生放送で5人そろっての出演は、プロ意識だけでは隠し切れない“不穏な空気”が漂ってしまうのかもしれません」
今年は新曲を出してはいないとはいえ「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」などの大ヒット曲を持つSMAP。音楽番組には欠かせない存在だけに、今回の決定は残念と言わざるを得ない。