お笑い芸人のおばたのお兄さんが5月17日、自身のYouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」を更新。自身も出演し、博多座にて公演中の舞台「千と千尋の神隠し」が一部中止となったことについて思いを明かした。
同舞台の主演を務める橋本環奈が新型コロナに感染してしまったことで5月17日昼12時と午後17時の回が急遽中止になったことを受けて、おばたは「舞台【千と千尋の神隠し】中止。説明します。感極まってしまいすみません」というタイトルで動画をアップ。おばたによると、中止の発表をした直後に「博多座さんとか東宝さんにですね、結構多くコメントが来てて。その中に『なんでこんなにギリギリになっての情報出しなんだ』とか『もっと早く教えて欲しかった』みたいな、『俺は遠方から来てるんだ』みたいなコメントとかも多く寄せられていて」と明かした。
おばたはそういった客の気持ちもわかるとしつつ、経緯を説明。おばたによると、キャストたちが皆、公演に向けて準備をしていたところに公演中止が伝えられた。さらにその「10分、20分後ぐらい」に、客に向けてもアナウンス。その時はすでに開演の約50分前となる11時10分ごろだったという。
おばたは「キャストとお客さんが(中止を)聞くタイミングというのがほぼほぼ同時。これが何が言いたいかっていうと、東宝さん、博多座さんがとにかく最速で情報を出しているということなんですね」と明かす。その上で、橋本の新型コロナ陽性が判明したのも当日の午前中だったため、「(中止のアナウンスは)これが最速だったんです。これ以上早くすることは不可能なんですね」と全員が“最速”で対応していたことを強調。「納得してほしいと思ってこの動画を出しています」と動画をアップした理由を説明していた。
ネットからも《いつ誰が感染するか、わからない状況だから仕方がないと思う。チケット代や交通費など一円でも損をしたくないなら今は買わないほうがいい》《橋本環奈さんが感染したのは今のご時世仕方ないことだと思います》《橋本環奈がかわいそう。芸能人が心を不安定にさせるのがわかる》などおばたの説明に賛同する声が殺到した。
「橋本は同日、ツイッターで『3/2の初日から順調にきていたので、私の陽性により止まってしまって辛いです。この舞台を楽しみにしていた方、わざわざ予定を空けて頂いてたのに本当に申し訳ありません。早く復帰出来るように、とにかく身体を休めたいと思います。。』とツイート。世間では感染したことに対して責任を感じたり謝罪をしたりする必要はないという考え方が浸透しつつありますが、やはり、多くのスタッフや共演者に影響を与えてしまうため芸能人は責任を感じ、謝罪するのが常です。完璧な感染対策はないので、理解を広めることが重要でしょう」(芸能記者)
橋本はこれ以上責任を感じず、まずは元気に復帰してもらいたいものだ。
(柏原廉)