自身のことを「クズ紳士」、借金のことを「絆」と呼ぶお笑いコンビ・相席スタートの山添寛。かねてより山添の実家は、京都にある100年以上続く有名な書画を専門に扱う古美術商「山添天香堂」ではないかと噂されていたのだが、どうやらこの噂は本物のようだ。
5月22日深夜放送の「プレミアの巣窟」(フジテレビ系)にVTR出演した山添は、5月1日から5日まで東京プリンスホテルで開催された「ザ・美術骨董ショー2022」をレポート。その中で新潟に本店、東京に支店がある有名古美術商「冨江洗心堂」の出展ブースを取材。棟方志功による「釈迦の十大弟子」の1人「阿難陀」の版画に対し「これはノリ打ちを断ってますね」「お前と打つと毎回負けるから、エスパス(大手パチンコ店)に一緒に行こうって誘われて『お前とはちょっと(行きたくない)』という」と、借金をしてまでギャンブルに注ぎこむクズ芸人らしい独自の解説を展開。
ところがそのブースにいた店主から「山添さんのおじいちゃんもこういうもの、扱われたかもしれませんね」と笑顔で応じられたため、山添と一緒にいた新美有加アナが「ご存知なんですか?」ととっさに質問。すると「知ってますよ。有名な方で憧れの美術商」と笑顔で返事をしたのだ。
「これで山添の実家が京都・祇園にある『山添天香堂』であることは確実でしょう。書画や古美術が好きな人なら誰もが知っている名家で、現在は4代目となる山添の兄弟が跡を継いでいます。山添は過去に『実家は貧乏。ただし映画館と美術館に行くなら、お金はいくらでも出してあげるから観に行けという家庭で育った』と明かしていますから、家業が古美術商ならこの言葉にもうなずけます」(女性誌記者)
山添が「紳士」でいられるバックボーンを垣間見たような気がする。