最近はSNSなどを通じ、ネットで交流するのが一般的になっています。そのため、たとえ“人見知り”であっても、人付き合いがしやすくなっているようです。でも、いざリアルで対面の機会があると、どうしても人見知りを克服する必要が出てきますよね。そんなとき、どうすればよいのでしょうか?
■印象をよくするところから始める
フリーアナウンサーの樋田かおりさんの著書「人見知りアナウンサーに学ぶ ドキドキに負けない話し方」(文響舎刊)によれば、樋田さんが行っている話し方教室では「印象をよくするところから始める」ことを推奨しているそうです。ある生徒として受講したお医者さんは話すのが苦手でしたが、印象をよくすることを意識して話し方も態度も変えたところ、評判がよくなって仕事も増えたのだとか。人と話すのが苦手と思う前に、一度試してみたいですね。
■口火を切る
アナウンサーの梶原しげるさんの著書「うまく話せなくても生きていく方法 『口ベタ』は悪くない」(PHP研究所刊)によれば、誰かに話しかけるには、自分の心の氷を溶かす最初の一言をいかに作るかが大事なんだとか。
例えば立食パーティーのときなどで、まずはボーイさんに話しかけて「すみません、赤ワインありますか?」などと口火を切ってみる。そうすれば、「自分はパーティーに参加して一言でも言葉を発した人間だ」と思うことができ、かなり気が楽になるとのこと。そのように自分の心の氷が解け始めれば、見知らぬ人にでも声をかける気になるそうですよ。
人見知りで悩んでいる人は多いと思います。ぜひ参考にしていただき、まずは実践してみましょう。