嵐の櫻井翔とお笑いタレントの有吉弘行がMCを務める「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)。5月26日の放送は、5月31日に誕生日を迎える「有吉48歳のお誕生日会SP」と題し、田中卓志(アンガールズ)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、カンニング竹山、ビビる大木、ふかわりょうら、ゆかりのあるゲストが祝福した。
櫻井から「辞めようと思ったことは」との質問に有吉は「貯金がなくなっていくじゃない。借金までしてまでやっちゃいけない、とは思ってたのよ。誰かに迷惑をかけてまで、やるような人間ではないと。だから“貯金ゼロになって借金を始めたら辞めよう”と思ってた」と、不遇時代の苦しい胸の内を明かし、しんみりとするひと幕もあった。
視聴者からは「ちゃんと苦労してきて、ちゃんと頑張ってきて、ちゃんと愛されてきた人なんだろうな」「芸能界で生き残っている多くの人はやはり人柄・性格がいい」など、有吉の人柄が前面に出た放送だったようだ。
「番組終盤には“猿岩石”時代の大ヒット曲『白い雲のように』を作詞した藤井フミヤがサプライズで歌唱しました。その様子を、涙をこらえながら見ていた有吉と、涙を流しながら聴いていた櫻井の姿が印象的でした。それぞれに深く去来するものがあったのでしょう」(テレビ誌ライター)
5月11日に大恩人の上島竜兵さんを亡くしたばかりの有吉。今年はどんな思いで31日を迎えるのだろうか。