5月29日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差し」で川に取り残された孤児を助けるために絶命した新垣結衣演じる八重。
八重は預かっている15人の孤児と三浦義村(山本耕史)ともに川遊びへ。義村が用を足しにいっている間、八田知家(市原隼人)から預かった鶴丸(佐藤遙灯)が川に取り残されてしまい、必死で岩にしがみついているのが見える。八重は幼くして亡くなった息子・千鶴丸(太田恵晴)を思い出したのか、鶴丸を救出するために川の中へ。戻ってきた義村は2人の救出に向かうが、鶴丸を陸へと引き上げてから川の中に戻ろうとするも、そこに八重の姿は見えず。頼朝(大泉洋)も加わり必死に捜索するが、祈祷していた阿野全成(新納慎也)のもとにあった燭台の火が消え、駆けつけた仁田忠常(高岸宏行)に政子が「見つかったのですか? 様子は?」と問いかけると、忠常は「はい‥‥」と首を横に振って無情の報告をするのだ。
「ネット上ではお笑いコンビ・ティモンディの高岸の演技力に対し、名バイプレーヤーになる可能性を感じた人が少なくなかったようです。高岸演じる忠常は、今回の八重だけでなく北条宗時(片岡愛之助)が亡くなった時もそれを報告する役目を担っていました。見るからに気は優しくて力持ちな忠常が、誰かの死を報じることで生まれる切なさは絶大で、ネット上では『いい人そうな仁田殿から八重さんの死を聞かされて胸がキュッとなった。ティモンディ高岸の使い方がすばらしい』『ティモンディ高岸の公称188センチ高身長は当時の武装が似合う。仁田忠常もいい味出てる。これから芝居の仕事が増えそう』『純朴で素直そうなキャラがぴったりなティモンディ高岸。役者としていいキャラだと思う』といった声があがっています」(女性誌記者)
史実通りに進むとするなら、これから天野遠景とともに比企能員(佐藤二朗)を謀殺する忠常に注目したい。