木村拓哉が主演するドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)の第7話が5月26日に放送され、いよいよ最終章に突入。松葉台高校ボクシング部の西条桃介を演じる村上虹郎の演技が話題だ。
このドラマは、木村演じる生きる希望を失った元ボクサー・桐沢祥吾が、高校のボクシング部のコーチになったことから熱意を取り戻し、再生していく姿を描いた青春スポーツ・エンターテインメント。第7話では、西条が暴力事件を起こしてしまいライバル・京明高校との練習試合が中断。さらにボクシング部は活動停止となってしまう。事件の真実が明らかになると、西条の謹慎処分は解除。ボクシング部の練習も再開が許されるが、西条の生意気な態度が許せない部員との軋轢から西条はボクシング部を去って行く。
このドラマには村上虹郎を始め、Mr.Children桜井和寿の息子・櫻井海音、キング・カズこと三浦知良の息子・三浦りょう太といった大物二世俳優が、生徒役で出演していることでも話題を呼んでいる。
「今、THE BOOMの宮沢和史の息子・宮沢氷魚や、元レベッカの木暮武彦の娘・杉咲花など、ミュージシャン出身の俳優が大ブレイク。そんな2人と肩を並べている役者こそ、歌手・UAを母に持つ村上虹郎です。2017年には映画『武曲MUKOKU』、2021年には『孤狼の血LEVEL2』では、日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。2021年後期の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)では初代ヒロインの義理の弟、二代目ヒロインの叔父役を演じて国民的な俳優の仲間入りを果たしました。今作は第5話から登場して強烈な存在感を発揮。木村拓哉との壮絶なスパーリングシーンを演じるなど、確実に爪痕を残しています」(芸能ライター)
いよいよ残り2話。村上の演技から目が離せない。
(窪田史朗)