「禁止にすると、余計に燃えてしまう‥‥」
同じ堀越高校出身の先輩であるTOKIO・松岡昌宏からの指摘に思わず頷いたのは、俳優・柳楽優弥との“禁断の恋”を経て結婚に至ったタレントで女優の豊田エリーだ。
6月5日放送の「二件目どうする?~ツマミのハナシ~」(テレビ東京系)では、同校の卒業式が行われるという中野サンプラザ近くの飲み屋で、豊田をゲストに迎えての外飲み。学生同士の恋愛は禁止という厳しい校則でも知られる同校だが、松岡は「男女もね、通学路も別だったりして」と振り返りつつ、「あんなことしなきゃいい。あれ(恋愛禁止)をするから、生徒さん同士が燃えるんですよ」と指摘すると、豊田は「あぁ、禁断の雰囲気が」と笑いながら納得していた。
実際、豊田と柳楽はともに堀越高校に身を置いていた当時から、秘密裏に交際を開始。改めて松岡から「柳楽くんとは高校の時からロマンス?」と聞かれた豊田は、照れながら「そうです」と認め、「でも、本当に、先生に見つかっちゃうと、(学校を)辞めるか、別れるか」を迫られるような状況だったと説明。
お笑い芸人・博多大吉から「豊田さんは燃えたタイプですか? だって、絶対にバレちゃいけないんでしょ?」と聞かれると、これにも「うん。楽しいですね」とコメント。続けて、「(高校に)途中まで一緒に来るんですけど、やっぱり中野駅からは別々に歩く。中野からは人の目が‥‥。たまに中野坂上駅を使ったりとかして、楽しかったです」と、周囲にバレないよう、通学路では慎重になっていたと振り返った。
「4年の交際を経た2010年、豊田が20歳、柳楽がまだ19歳と、ともに20歳前後での結婚発表は当時、大きな話題に。豊田は『禁断というか、こっそりと』育んだという恋愛が2人の背中を押したのか、同年に第1子となる女児ももうけ、幸せな家庭を築き上げています。なお、結婚を発表した直後の同年6月、映画のイベントに登壇した豊田は『毎日本当に幸せ!』と笑顔を浮かべ、柳楽との『すごく素敵な思い出』を紹介。仕事の影響により、柳楽と数週間、離れて過ごすことになった際、『会えない日数分の手紙を書いておいてくれたことがありました』とし、『毎日読むのが楽しみで、今でも大切にとってあります。20通ぐらいあったんですけど、毎日ちゃんと違うことが書いてあって、本当に嬉しかったです』と感激。柳楽のロマンチストな一面を明かしていました」(テレビ誌ライター)
そんな2人の“禁じられた恋”からの結婚というプロセスに、ネット上では「少女漫画みたいであこがれる」「高校時代から続いている女性と、ここまで長く結婚生活が続くのも素晴らしいと思う」「恋愛禁止の学校で隠れて恋愛をすることで、お互いが好きなことを確認できて、さらに絆が深まったかもしれませんね」などの声が。
禁じられると、ついつい興じてしまうというのは、いつの時代も人間のサガなのかもしれない。