タレントの後藤祐樹が6月5日に配信された「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。かつて自身が起こした銅線窃盗事件について語った。
番組では「闇社会の値上げ事情」について特集。闇カジノでのベット額や空き缶などを集めて売るアルミの買取価格などが高騰していることを紹介。さらに世界的な銅の高騰で、太陽光発電施設に銅線の窃盗被害が続出し、横流しされている現状があることなども明かされた。
VTRが終わりスタジオに戻ると、MCのお笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが後藤に「自身が経験された体験の中で、これ聞いたことあるなとか‥‥」とコメントを求めると、後藤は「僕もちょっと耳が痛い話もあったんですけど」と前置きしつつ、07年に逮捕された銅線窃盗での経験を告白。「今でも同じようなことをしてる人がいるんだなと率直に驚いた」と語った。
さらにジュニアから、「祐樹さんが過去に盗んで売ってた時って、どれぐらいの量がどれぐらいの値段だったんですか?」と聞かれると、後藤は「僕の時は銅線が1kg500円とかモノによってはそれ以上ぐらいの値段で売れる時で。僕は1回で2tとか3t売っちゃうような感じですね」と回答。ジュニアは驚きつつ「ということは、今ならもっと(高い)と言うことですよね」と返すと後藤は「そうですね」と同意していた。
このやりとりにネット上では《トン単位で盗んでたの! とんでもないね》《武勇伝みたいに語るな》《犯罪の内容をサラッと話すんだね》など非難が殺到している。
「後藤は自ら進んで語ったわけではなく、ジュニアに銅線窃盗の実態を聞かれて答えただけなので、後藤への非難はやや同情すべき点はあります。しかし、後藤は今年1月に芸能界に復帰した際に講演活動などを通して非行少年の更生にも関わっていきたいと明かしています。今回のコメントでも犯罪行為の中身を語るだけでなく、抑止につながるようなコメントもすべきだったのかもしれません」(芸能記者)
後藤は、強盗傷害で実刑判決を受け、刑務所に収監された事実もあわせて語るべきだったのかもしれない。
(柏原廉)