俳優の木村拓哉がNHK大河ドラマに出演しない不思議について6月9日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じた。
同記事によると木村は俳優歴だけでもすでに30年を超えるが、改めて代表作を考えるとすぐに出てこないと評しつつ、さらに後輩たちがNHK大河ドラマの主演を務めているにも関わらず、NHKドラマへの出演すらないことを指摘。
この“芸能界七不思議”とされることについて芸能関係者の証言として、木村は大河にさほどこだわっていないのかもと推測。独自路線を行っているという。
ネット上では同記事について《木村拓哉の代表作は「HERO」でしょう。当時のキムタクは最高だった》《出ないじゃなく、出られないの間違いでは? タッキーにも慎吾にも岡田にもオファーが来てるのにキムタクに来ないのは単に実力不足なだけでは?》《だいぶマシになったけど、キムタクにしか見えない俳優なのは今も変わらない。これじゃ大河じゃ使えないでしょ。「しない」じゃなくて、「できない」のでは》《まあ、見る側の私にしたらキムタクには出てほしくない。金太郎飴の演技はいらないし》など様々な声が寄せられた。
「ネット上では、木村がNHKのドラマに出演しないのは、演技力の問題と考える人が多いようですが、実際はそうではないようです。01年のNHK大河ドラマ『北条時宗』では主演を和泉元彌が務めましたが、当初は木村が主演最有力候補でした。また、23年放送のNHK大河ドラマは嵐・松本潤主演の『どうする家康』ですが、こちらも内容が発表される前に、木村が23年大河ドラマの主演を務めると一部マスコミに報じられていました。
木村は人気絶頂期の90年代後半から00年代まで連続ドラマはフジテレビとTBSの持ち回りで年1~2本主演していました。そこに単発ドラマやゲスト出演、バラエティやアイドル活動なども加わっていたため、1年半拘束される大河ドラマの出演は不可能だったのでしょう。ドラマ主演も数年先まで決まっていたと言われているので、NHKの入り込む隙はなかったのでは。
木村とNHKのつながりはほぼ紅白歌合戦のみですが、いずれNHKドラマ、ひいては大河に出演することもあるのではないでしょうか」(芸能記者)
木村主演の大河ドラマ実現は、そう遠くない未来かも?
(柏原廉)