7月23日~24日に放送された「FNS27時間テレビフェスティバル!」(フジテレビ系)。大方の予想通り視聴率は7.7%と歴代最低を記録。さらに、番組のありえないエンディングにHey! Say! JUMPファンが怒りを露わにしている。
27時間のラストを飾る企画として放送されたのが、「FNS全国高校生スーパーダンク選手権」の決勝進出した3チームの高校生と、同企画のスペシャルサポーターを務めたHey! Say! JUMPの計27人によるスーパーダンクに挑戦するというものだった。
スーパーダンクとは、トランポリンを使ってジャンプしながら、バスケットゴールのバックボードに連続でボールを当て、最後の1人がダンクシュートを決めるという競技で、「27時間テレビ」では、全国の高校生たちが同競技に挑戦する姿を予選から準決勝、決勝とメイン企画扱いで放送した。
しかしこのスーパーダンク、なかなか難易度が高い競技のようで、練習を重ねてきた全国の高校生たちも次々と失敗を連発。スタジオで行われた決勝ブロックでも3チームのうち、ダンクシュートを成功させたのは優勝した長崎日大高校のみという何ともしょっぱい結果に終わっており、途中からは放送事故的な空気すら流れていた。
「本戦でもそれだけの失敗率の高さということもあり、Hey! Say! JUMPも混ぜてのスーパーダンクは成功するどころか、前半を担当したメンバーのミスが続き、後続の高校生たちにまったくつなぐことができませんでした。結局、最後は誰かが失敗してもその都度ボールを拾って、次のメンバーからバックボードにボールを当て、競技を継続させてダンクシュートするという強行策を決行し、無理やり番組を収めた形でしたね」(テレビ誌編集者)
まったくもって締まらないエンディングに、視聴者からは「ジャニーズのヤツらが足引っ張ってる」「この終わり方は冷めるぞ」など、Hey! Say! JUMPを非難する声が殺到。さらに、メンバーのカッコイイところを期待していた熱烈ファンは、「メンバーを晒し者にしてひど過ぎる」「疲労困憊でこんなことさせられて可哀想」「この流れを考えたスタッフは絶対に許さない」などと、怒りの矛先を制作スタッフへ向けていた。
大きな感動を皮算用したあまり、とんでもなく悲惨なエンディングを迎えてしまった「27時間テレビ」。視聴率が低く、あまり大勢が見ていなかったことが唯一の救いか!?
(田中康)