女優の芦田愛菜が6月18日、「1億3000万人のSHOWチャンネル」(日本テレビ系)にゲスト出演。思わぬ“ポンコツぶり”が明らかになるひと幕があった。
「あの味を完全再現 名店レシピ」のコーナーに登場した芦田は、MCの嵐・櫻井翔とともに名店の回鍋肉の味を完全再現することに。冒頭に櫻井から「料理するの?」と聞かれると、「いや‥‥。お手伝いとか、くらい。全然頻繁にはできてないですね」と苦笑い。さらに櫻井から「何作ったことある?」と質問されると、芦田は「そうですね、お手伝い‥‥。何だろう。何でも、お味噌汁とかは」と考えながら答えていると、レギュラーの平成ノブシコブシの吉村崇から「これはヤバそうなニオイがしますね!」とツッコまれ、櫻井も「今日は楽しい回になりそうですね」と期待されていた。
実際に調理が始まると芦田は、手順を説明された直後にもかかわらず「何でしたっけ?」を連発。その後も材料をフライパンで炒める際にも水気が残ったまま油の中に投入したり、調味料を少しずつ入れるつもりが一気に投入してしまったりと悪戦苦闘。芦田も「どんくさいんです」と自身の拙さを認めていた。櫻井は「俺を見ているようだ!」とフォローを入れていたが、吉村は「僕、櫻井シェフを下回るシェフ初めて見ました」とバッサリ。
出来上がった料理は、櫻井と同量の調味料を入れたのにもかかわらず出演者たちから「なんかちょっと味濃い?」「濃いし焦げてる」「同じもの入れてんのになんでこんなに味違うんだろ?」と厳しめの評価。試食した名店のシェフも「こんなもんかと思います」とぼかし気味に評価しつつ、100点満点中45点とした。その後、シェフが作った回鍋肉を試食して、あまりの味の差に芦田は驚きつつも「(自分の料理は)もっと低くてもいいかもしれない。15点とかでいいです」と自己評価していた。
ネット上では、《人気の芸能人で、学生さんで勉強も忙しいのだから家に帰ってから料理をする体力も時間もないだろうし料理に慣れていないのは仕方ないと思います》《世の中にはどうしても料理ができないメシマズさんもいるけど、芦田さんはただ不馴れなだけでしょ》《完璧だと思われる人ほど、「えっ、こんなことできないんだ!」と思われるようなことが1つ、2つあるほうが人として好感が持てる》などフォローの声が続出した。
「小さい頃から天才子役と言われ、中学受験の際は猛勉強の末、偏差値70超えの難関校に合格。楽器のマンドリンを弾きこなし、1年の読書量は300冊を下らないとも言われる才女の芦田が見せた思わぬ“ポンコツ”ぶりに、逆に好感度は上がったようです。
ちなみに、子役時代は“寝る演技”が苦手だったようで、本人によると『寝なきゃって意識しすぎて目が動いちゃったりのどが動いちゃったり』と苦労していたとか」(芸能記者)
完璧でも“ポンコツ”でも芦田の魅力は損なわれることはなさそうだ。
(柏原廉)