現在、放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)に出演中の女優・小池栄子が6月29日の番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に登場。デビュー当時、大物芸能人からもらったアドバイスで「救われた」と告白している。
「鎌倉殿の13人」で小池が演じるのは源頼朝の妻・政子。頼朝の死後は、北条義時(小栗旬)とともに鎌倉幕府を支え、「尼将軍」と呼ばれる役どころ。脚本を手掛けた三谷幸喜氏から「ぜひ、小池さんの代表作になるような北条政子を作ってください」と言われ、本人も気合十分。「TOKIOカケル」の中で国分太一に「もう、女優としてテッペンまで行きましたもんね」と言われると「行ってない、行ってない」と即座に否定するも「北条政子役が来た時は本当に嬉しかったんですけど、やればやるほど行き詰まって、やっぱちょっとプレッシャーを感じて負けそうになりますよ」と内心を吐露していた。
さらに番組では、小池が20歳の頃、番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(日本テレビ系)で共演した南原清隆にアドバイスされたエピソードについても語っている。
「小池はグラビアやバラエティで活躍し、頭角を現わしつつありました。小池はその時に抱えていた焦りを南原に打ち明けると、『スターっていうのはデビューしてテレビに出たら、駆け足でスターになってくけど、お前違うだろ。お前みたいなタイプは、俺もそうなんだけど、コツコツやるしかない』とアドバイスされたと告白。『スターじゃない』と言われショックを受けるも、そのアドバイスに『救われた』と話しています」(芸能ライター)
小池は、7月期の月9ドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)にも出演。この作品は、小池にとって月9デビュー作となる。
「このドラマは、坂口健太郎と杏がW主演する、公正取引委員会を舞台にしたミステリー。小池演じる千代子は、飄々としつつも常に明るく、人付き合いが上手な頼れるリーダー。主演の坂口は、『鎌倉殿の13人』では義時の息子・北条泰時を演じ、小池と共演する間柄。2人の絡みも話題を呼びそうです」(女性誌記者)
小池栄子が女優として大きな花を咲かせる年になりそうだ。
(窪田史朗)