ダイエットは誰でも短い時間で効果を出したいですよね。そんな人には1日たった4分間、週に2回行うだけという、ピッタリの方法があるんです。
それが昨今話題になっている「タバタ式ダイエット」。やり方もとっても簡単で、「20秒動いて10秒休む」を8回繰り返すだけ。具体的にどんな内容なのかを、筋トレやダイエットに詳しいフィットネスライターに聞いてみました。
「立命館大学の田畑泉教授が考案した方法です。海外では“タバタプロトコル”と呼ばれ、いま最も注目されているダイエット法。一般的には“HIIT(High-intensity interval Training=ハイ・インティシティ・インターバル・トレーニング)”と呼ばれ、高強度/高負荷のインターバル運動を行うものです。20秒間全力で動いて10秒休息、合計30秒を8回繰り返すので計4分となります」
では、どんな種目をやればいいのでしょうか。
「20秒全力でできるものであれば何でも構いません。例えば立った姿勢で足を広げながら腕を上げて飛び上がることを繰り返すジャンピング・ジャック。同じく立った姿勢からしゃがみこんで手をつき、両足を後ろに伸ばして犬のようなポーズになり、そこから足を引き付けて跳び上がるバービージャンプなどは、タバタプロトコルに最も向いています。ただ、かなりキツイことは覚悟しておいてくださいね(笑)」(前出・フィットネスライター)
しかしその効果たるや、これだけで自転車を1時間漕いだのと同じくらいのカロリーが使われるそうです!
簡単なものなら、その場駆け足や仰向けになって手を腰に当てて下半身を持ち上げ、自転車を漕ぐように脚を動かす運動でもいいそうです。
また、スクワットや腕立て伏せでも同じように行うと、脂肪燃焼促進と同時に、筋力と心肺機能、つまり持久力を向上させることができるそうです。
「元はアスリートのトレーニングとして考案されたものですから、先ほども言いましたが、かなり強度が高いことは確か。でも、運動を短時間で終わらせたい人にとっては、すごくいい方法になると思います。理想は週に3回ですが、最初は週2回で十分でしょう」(前出・フィットネスライター)
手早く、短期間に引き締まったカラダを手に入れたいと思っている人は、ぜひトライしてみては?