楽しいデートのとき、ケンカなんてしたくはないですよね。ですが、とくに夏場のデートでは恋人と些細なことでケンカをしてしまいがちです。それはなぜなのでしょうか。また、ケンカを避けるためにできることはあるのでしょうか。
■環境によって人はケンカっ早くなりやすい!?
実は、人間はさまざまな要因によってケンカっ早くなってしまいます。そのひとつが“環境”です。例えば、こんな経験はないでしょうか? 「旅行中にケンカをしてしまった」「花火大会に行ったら険悪なムードになった」「テーマパークのアトラクションでの待ち時間にケンカになった」などです。これらは、すべて不快な環境から攻撃性が高まったことによる結果だと考えられます。
■ケンカっ早くなる不快な環境とは?
では、人が感じる不快な環境とはどういうものがあるでしょうか? 暑い、寒い、疲れた、騒音や混雑……こういう状態のときって、何かちょっとしたことでも我慢ができなくなりますよね。それは、好きな人と一緒にいても同じです。ですから、そういう場所・状態では、恋人とは会わないほうが無難なのかもしれません。
■男性がケンカ腰になる理由
男性の場合、女性よりも一般的に攻撃性が高いことが多いです。さらに、パーソナルスペースが女性より狭いことから、人が自分の近くに寄ってきたりすると機嫌が悪くなる人もいます。また、アルコールが入ると攻撃的になる男性もいるので注意が必要ですね。
恋人とケンカしてしまったら、その時の状況を思い出してみてください。もしかしたら、お互いに攻撃的になる状況が揃っていただけかもしれません。その場合はあまり深刻に考えず、「お互い疲れてたね」「暑くてイライラしちゃってごめんね」などの一言で収まるかもしれませんよ!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。