モデル・藤田ニコルの歌手デビュー曲『Bye Bye』のミュージックビデオ(MV)が7月27日に解禁。同MVのメイキング映像も公開された。撮影は東京・渋谷のスクランブル交差点や原宿の竹下通りで行われ、セーラームーンのようなピンク色のセーラー服を身にまとった藤田が、一般人が行き交うなかを楽しげに歌い踊る姿が印象的だ。
歌は初挑戦ながら、歌唱もダンスも無難にこなしている藤田。MVではスマホで自撮りした映像も取り混ぜるなど、彼女らしさを強調する工夫も施されている。ところがファンの間からは、このMVにがっかりしたという声があがっているというのだ。芸能ライターがそのポイントを指摘する。
「肝心のセーラー服があまりにも安っぽくて、量販店で売っている仮装用衣装のレベルなのです。そのため藤田が、場末のお店で働くお姉さんに見えてしまう有様ですね。色合いは品のないピンクで、添加物たっぷりのイチゴクリームかと思うほど。全体のシェイプも太目の寸胴で、藤田のスレンダーな体型を隠してしまっています。襟元には『にこるん』の刺繍も施されており、おそらくはMV用にあつらえた一点もののはず。それならばファンも欲しくなるような立派な物を作ってもらいたかったですね」
何を着ても可愛らしく見えるはずの藤田でさえ、この安っぽいセーラー服を魅力的に見せることはできなかったようだ。
そんな気の毒な藤田だが、MVでは衣装のことなどまるで気にしていない様子で、にこるんらしさ満点の表情を全開。その姿はさすが人気モデルと感心するほどだ。2枚目のCDをリリースする日が来たらぜひ、誰が見ても可愛い衣装を着せてあげたいと願うのは、彼女のファンだけではないだろう。
(白根麻子)