7月20日にスタートするドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)で主演を務める女優の橋本愛が、7月9日に都内で開催された同ドラマの完成披露試写会に出席。主人公のトラコを演じる上で苦労したことを明かした。
橋本が演じるトラコは、どんな志望校にも合格率100%を謳う謎の家庭教師。3つの家族の生徒に合わせて風貌を変えて登場。橋本は、今回の役について「普段、怒りという感情を遠ざけて生きているので『どうしたら怒れるかな』と‥‥」「最初は体がなかなか簡単にはそこに辿り着けなくて」と、試行錯誤したことを明かした。
この言葉通り、橋本は普段はなかなか怒らない、気の長い性格だという。
「2020年の主演ドラマ『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』(WOWOW)の時に受けたインタビューで『私、怒らないんですよ。まったく人に対して怒らないんです。普通に生きていて“なんで?”と思うことはいっぱいあるし‥‥口が悪くなるんで、あまり言わないですけど』と語っていました」(週刊誌記者)
怒ることがないという橋本だが、魅力的な切れ長の“目力”であらぬ誤解を招いたことも。
「2013年に公開された主演映画『さよならドビュッシー』の初日舞台挨拶では、共演者の清塚信也に『目力でにらんでくるので、怒っているのかなと(笑)。でも、時々優しい笑顔を見せてくれて。でもその後、話しかけるとすでにスイッチが切れてしまって』と言われ、会場は笑いに包まれていました」(女性誌記者)
過去には、ブチ切れた演技が話題になったことも。2019年に出演した高畑充希主演のドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)である。
「ドラマの第1話で、空気を読まずに言葉を発する主人公・サクラとケンカするシーンがありました。それを見たファンからは『初回でグッときたのは、橋本愛ちゃんのサクラにキレるお芝居の迫力』『橋本愛のキレる演技、最高に好き』などの声が多く寄せられました」(前出・女性誌記者)
「家庭教師のトラコ」では、どんなブチ切れ演技を披露してくれるのか、今から楽しみだ。
(窪田史朗)