お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルの先輩芸人に対する“暴言”に、意外にも共感の声が集まっている。
「ネタもせえへんくせに人のネタばっかり評価しやがって」。そんな心の声がモロにダダ漏れしてしまったのは、7月16日放送の「モモコのOH!ソレ!み~よ!」(関西テレビ)でのこと。
この日、相方・西野創人とともにVTR出演したナダルは、「チェンジアップ」なるアカウント名で、様々なネットニュースにコメントを書き込んでいると西野からバラされてしまう。ある日は、コロチキの単独ライブに関するニュース記事に自ら「楽しみやな」とコメントし、また別の日には“某先輩”にまつわるネットニュースに「マジでこの人、何がおもろいんやろな」と蔑める内容の書き込みをしていたという。
同番組進行の月亭八光から、その先輩の名前を尋ねられるも、ナダルは「会社からダメって言われてます。結構、辛辣なことを(コメントしてしまった)」と説明。しかし、八光が「ピー音を入れるから」と提案したところ、あっさりと「平成ノブシコブシの徳井(健太)さんです」と名前を口にした。
音声の加工は入れられたものの、「平成ノブシコブシ・徳井」のテロップをモザイクが消し切れておらず、VTRを見ていたジャニーズWEST・重岡大毅は「モザイク薄かったなぁ」と大笑いしていた。
「ここ数年の徳井は平成ノブシコブシのコンビとしてネタを披露する機会は少ない一方、『賞金奪い合いネタバトル~SOUDORI~』(TBS系)内の企画『解体新笑』では、くりぃむしちゅー・有田哲平と深いお笑い談義を展開するなど、評論家のような立ち位置でトークを進めることが多いです。これにはナダルだけでなく、ネットからも『確かにノブコブ徳井は偉そうに語りすぎよ』『めっちゃわかる。ネタもやらないでほかの芸人批評するからね』『徳井ってリアル破天荒なキャラで好きだったけど、何年か前から急に芸人も含めたいろんなジャンルに詳しい顔でいっちょかみしててウザったくなったから、ナダル氏が嫌いなのわかるわ』など、共感の声が集まり、『徳井とナダルなら間違いなくナダルのほうが面白い』との指摘もありました。モザイク薄めという罠にはハマったものの、結果的に世間から賛同のリアクションを得ることに成功したようです」(テレビ誌ライター)
今年5月にアップされたテレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」では、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーから、今、いちばん面白いと思う芸人として、「ナダル。ナダルさんが俺はいちばん好きですね」「あれよりも面白い人はもういないんじゃないかってぐらい面白い」などと絶賛されていた。
そんなナダルから「何がおもろいんやろな」と名指しで口撃されてしまった徳井の心境やいかに。