俳優の林遣都と仲野太賀がW主演する土曜ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)が7月16日にスタートし、仲野演じる悠日の名言がSNSで早くも話題となっている。
このドラマは、警察署を舞台に現在停職処分中の鹿浜鈴之助(林)と総務課・馬淵悠日(仲野)、会計課の小鳥流夏(柄本佑)、生活安全課・摘木星砂(松岡茉優)の4人が刑事とは違った感性と推理で難事件を解明していくミステリアスコメディ。脚本は、日本テレビで「Mother」、「Woman」、「anone」を手掛けた坂元裕二氏だけに、初回放送にも期待が集まっていた。
「坂元作品といえば、数々の名台詞が話題を呼んできました。昨年放送されたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)では、ヒロインのとわ子(松たか子)に語りかける友人・かごめ(市川実日子)の『離婚っていうのは、自分に嘘をつかなかった証拠だよ』や、3度離婚しているとわ子にプロポーズする男性が『人生に失敗している。僕はそんな傷を丸ごと受け止めてあげようと思ってるんです』と言ったことに対して、『人生に失敗はあったって、失敗した人生なんてないと思います』と言い返すなど、その名台詞に毎回SNSでは“キュン死”コメントが殺到していました」(テレビ誌ライター)
今作の初回でも、総務課の上司から「私のように40年間ポスターを丸め続けて、負けっぱなしの人生でいいんですか?」と問われた馬淵が、「負けてる人生って誰かを勝たせてあげる人生」と返す場面や、小鳥に「職場の隅に追いやられ軽んじられ嘲笑されている人がいる。君は悔しくないのか!」と言われ「僕たちが隅にいるから真ん中に立てる人がいるんです」と答える場面に早くも「何気ないセリフがすごく刺さる」「めちゃくちゃ響くセリフばっかり」といったコメントが寄せられている。
「今作に出演するにあたって仲野は『坂元さんのドラマで、坂元さんの書いたセリフを自分の体を通して言えるのは、役者としてとても喜びがある』とした上で、『とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみ』と、公式HPでコメントしています」(前出・テレビ誌ライター)
ストーリー展開とともに、繰り出される名言の数々にも注目したい。
(窪田史朗)