お笑いタレントの有吉弘行が7月17日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)に出演。「世界陸上オレゴン大会」(TBS系)でキャスターを務める織田裕二の“続投”を願った。
織田は1997年から13大会連続で「世界陸上」のメインキャスターを務めてきたが、今年がラストになることが発表されている。織田は7月16日に行われた男子100m決勝にサニブラウン・ハキーム選手が出場するという、日本人初の快挙を達成したことについて「まさか泣かされるとは思わなかったなあ。いやあ、嬉しい。凄いですよ」と男泣きを見せていた。
番組冒頭から有吉は「今日男子の100mね。日本人初の決勝進出ということで、織田裕二さん感動して泣いてらっしゃいましたけど」と世界陸上を話題に。「(織田は)10何年? 20年近く陸上にかかわっているから思いがあふれるんでしょうね」と織田の心中を察しつつ、「次やっぱりどうするんだろうって毎週言ってますけど。陸上(のメインキャスター)、誰が‥‥」「織田裕二さんほど熱もって陸上のこと考えてくれてる人いるのかな」と織田の後任について心配。続けて「なんとか契約延長でやってほしいよな。次、東京ですからね、日本でやりますからね。25年です。もう1回、織田裕二さんでもいいかなって思う」と希望を語ったのだった。
ネット上でも、《賛成! 織田さんに意思があるならせめて次回だけでも》《本当に再登板してほしい》《来年の世界陸上は契約の問題で違う人だとしても25年の東京だけは織田裕二さんで!》など織田の続投を願う声が続出した。
「織田の『世界陸上』卒業は、番組予算の削減に加え、コロナ禍による事前取材が難しくなったことで、これまで選手への取材も積極的にこなしてきた織田をわざわざ起用する意味が薄れてしまったからと報じられています。
卒業については織田も、7月15日に出演した『THE TIME,』(TBS系)で『(25年間)たくさんの興奮と感動を頂いたんで、薄れたわけじゃなくやればやるほど深みにはまっていくんです。この沼から抜け出すのか、今回で、と思うとちょっと寂しい』と心境を明かしており、望んで卒業を選んだわけではなさそうです。
ちなみに今後、世界陸上は23年にハンガリーのブダペストで、25年は東京で開催される予定です」(芸能記者)
有吉やネット民が望むように25年の東京大会だけでも織田が復活すれば、盛り上がることは間違いないのだろうが。
(柏原廉)