波瑠主演の「魔法のリノベ」が思いのほか好評のため、フジテレビの「月10」枠が新たに「ヒットドラマが生まれる枠」として認知されるかもしれない。現在、他局のテレビドラマ制作現場ではそんな言葉が交わされつつ、戦々恐々としているようだ。
星崎真紀氏による同名漫画が原作のこのドラマは、住宅のリノベーションを具体的に紹介すると同時に、そこに住む人々の人生のリノベーションがテーマ。波瑠演じる真行事小梅は、大手リフォーム会社でエースだったにもかかわらず、社内恋愛の相手から二股をかけられ、同僚女性からも陥れられたことから、福山家が家族経営する「まるふく工務店」に転職。「まるふく工務店」リフォーム部の営業担当で営業成績ゼロ、ちょっと気が弱いバツ2子持ちの福山家長男・玄之介を間宮祥太朗が演じている。
波瑠と間宮は今作が3度目の共演だけあって、お互いが安心して全力で演技を楽しんでいることが画面から伝わってくるからこそ、視聴者も気持ちよくドラマ世界へと没入できる作品となっている。
「ネット上にも『ちょっと見のはずがおもしろくて引きこまれた』『波瑠と間宮がいい感じ。2人とも演技上手いから安心して見てられる』『内容もほのぼのしておもしろいし、エンディングでリノベ後を見せてくれるのもいい』など、好感触な声が数多くあがっています。
また、間宮は前クール放送の『ナンバMG5』(フジテレビ系)では、今作で演じている福山弦之介とは真逆の腕っぷしと押しが強い金髪ヤンキー高校生・難波剛を好演したばかり。そのため『間宮は強気キャラも弱気キャラもどっちもハマる』『間宮の演技力ってすげぇ。この前まで高校生を演じてて違和感なかったのに、今はバツ2の子持ちを演じててやっぱり違和感ない』『イケメンキャラの間宮よりヘタレの間宮のほうが推せる』など、特に好評のようです」(女性誌記者)
主演映画「破戒」がミニシアターランキングで首位を獲得した間宮。今年は当たり年になりそうだ。