ピッチ上だけでなく、SNS上でもアグレッシブなプレーヤーが多いのだろうか。Jリーガーによるダイレクトメッセージでのアプローチを、複数の女性タレントたちが嘆いている。
最近では、インテリ系グラビアアイドルとして活動する福岡みなみが、自身のインスタグラムに届いたというJリーガーからのメッセージを晒し、大きな話題となった。
福岡は7月12日、「1年ぶりのグラビア復活」と綴り、素肌にジャケットのみを羽織った艶感漂う写真を公開したところ、あるJリーガーから「強い風が吹いてほしいです!!」とのダイレクトメッセージが届いたという。福岡は、その文面を晒しながら「ほんまにきもい泣」「本当に嫌な気持ちになった」「言葉の性暴力だよね?」などと訴え、「ワンチャンつながろうみたいなちょい有名な人が送ってくるDMはいっちばん気持ち悪くて嫌い!」と拒否反応を示した。
後に、そのサッカー選手からは謝罪の言葉があったというが、芸能界では、ほかにもJリーガーからのDMを受け取ったと告白する女性は多かった。
7月23日放送の「おかべろ」(関西テレビ)に出演したタレント・井上咲楽はSNSでの口説きにまつわる話題の中で、「芸能界の人だと、すごい地方のサッカーチームの人とかならあります」と暴露。その内容は「俺、インスタグラムの公式マーク付いてるんですよ」との自慢から始まり、最終的に食事に誘うものだったという。
井上は、その選手のチーム名すら「知らないです」とし、「J3とかじゃないですかね」とあまり名の知れた選手ではなかったようだ。気になる食事はというと「行かないですよ。自分のインスタの公式マークが付いてることを自慢してくる人と行きますか? 行かないですよね?」と指摘。これを聞いていた同局の橋本和花子アナウンサーも「アナウンサー界でもサッカー選手のDMめっちゃ多い」とぶっちゃけ。その手口についても、井上に送られたメッセージ内容と酷似しているという。
「2020年5月16日放送の『おかべろ』でも、タレントのみちょぱが『最近、インスタグラムのDMとかでサッカー選手みたいな人とかから来たりするんです。気持ち悪い(笑)』『でも全然有名じゃない。聞いたこともない。どこのチームだよ(笑)』と明かし、相手はフォロワー数も少ない無名のプレーヤーで、返信すらしなかったといいます。また、“女版ガーシー”として、芸能界の裏話をぶっちゃけるキャラが好評の元AKB48・大島麻衣も、過去に『地方のサッカー選手、すげぇDMしてくる』と打ち明け、主要都市ではなく、地方のクラブに在籍する選手に多いのだと説明していました。
なお、現役サッカー選手の日々のルーティンについては、元日本代表FWの大久保嘉人氏が『普通の仕事をしているお父さんより、時間も体力も余ってる』『朝に練習したら、午後は何もない』『家に帰って寝てもいい。時間はめちゃくちゃありますよ』などと明かしたことがあり、そうした背景もまた、彼らのアグレッシブさを助長しているのかもしれません」(テレビ誌ライター)
妻子を持つ身の大久保氏は、余暇を子育てに充てているというが、時間の使い方は人それぞれというのが現状のようだ。
(木村慎吾)