波瑠演じる小梅や間宮祥太朗演じる弦之介をはじめとする登場人物たちの軽妙な掛け合いが小気味いい「魔法のリノベ」(フジテレビ系)。住宅のリノベーションを具体的に紹介するのと同時に、そこに住む人々の人生のリノベーションがテーマになっているため、「実用としてためになり、心情としてほっこりできるドラマ」と呼ぶ声もある。
中でも舞台となっている「まるふく工務店」のマスコットキャラクター・まるふくろうの設定が、「体重は大きめのおにぎり3つ分」「好きなものはお仕事終わりに飲むみかんジュース」など、サンリオキャラクターのキティちゃんの設定をリスペクトしているところや、ベテラン社員の小出誠二(近藤芳正)と中堅社員の越後寿太郎(本多力)が本編ドラマだけでなく、ドラマの美術に協力している建築材料・住宅設備機器業界最大手のLIXIL(リクシル)のインフォマーシャルが、特にかわいくてほっこりすると話題なっているのだ。
インフォマーシャルとは、タイアップCMとも呼ばれるもので、小出さん(近藤)と越後さん(本多)が“夏の断熱リフォーム”として1日で交換できる取り替え窓「リプラス」、夏の暑い直射日光を遮ってくれる外付け日よけ「スタイルシェード」をPRしているCMのことだ。
「第1話で2人のインフォマーシャルが初めて流れた時は『本物のリクシルの人かと思って見てたら小出さんと越後さんで驚いた』『わざと素人っぽい演技をしてるのか、近藤芳正さんと本多力さんのおじさんコンビがタイアップCMでめっちゃかわいい』『ニコニコしながらCMしてるおじさんコンビがまるふくろうみたいで本当にかわいい』など、“かわいい”とコメントしている人の多さに驚きました」(女性誌記者)
近藤と本多にはこの機会に、世間からの「かわいい」という声に「ほーほー」と耳を傾けてもらい、まるふくろうのような、マスコット的な存在になってほしいものだ。