来年1月に上演されるミュージカル「キャバレー」で、初のミュージカル主演に挑む女優の長澤まさみ。演出の松尾スズキには「何でもやります!」と宣言しており、舞台告知用ポスターではビスチェにガーターベルトという艶っぽいコスチューム姿を披露している。
「今回のミュージカルはかねてより長澤との縁が深いリリー・フランキーの仲間ともいえる松尾が演出ですから、長澤のセクシーさは120%発揮されますよ」(舞台演出家)
松尾が「キャバレー」の演出を担当するのは今作で2度目。07年に松雪泰子が主演し、脇を森山未來や阿部サダヲが固めた1度目の作品は、高い評価を得ている。
「松雪が演じたサリーも色気は十分にありましたが、肉感的ではなかった。長澤はその点が改良されるはずです。また、10年、12年には藤原紀香が別の演出家のもとでサリーを演じていますが、こちらは肉感的ではあったものの演技や歌がつたなかった。長澤がメインで歌うのは5曲と言われていますが、これが上手くいけば『サリーを演じさせたら長澤の右に出る者はいない』となります。女優としての踏ん張りどころですね」(前出・舞台演出家)
果たして長澤の演じるサリーはどう評価されるだろうか。