バナナダイエットってよく聞きますよね。でも、バナナそのものがダイエットにどのような影響があるのか、よく分かっていない人も多いかもしれません。そこで、バナナとダイエットについて、詳しくみていきましょう。
松生クリニック院長の松生恒夫さんは、夜バナナダイエットを提唱していますが、これは夕食の15~30分前にバナナ2本と水分200ミリリットルを取るという方法です。
バナナの栄養素といえば、よく知られているのが食物繊維。しかも、バナナは水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含んでいます。そして、第七の栄養素ファイトケミカルの香気成分であるオイゲノールが含まれ、白血球を増やす働きがあるのだとか。炭水化物、タンパク質、ビタミンB群、葉酸、カリウム、マグネシウムなどのミネラルといった、不足しがちな微量栄養素もバランスよく含まれているそうです。
ちなみに、マグネシウムを摂取すると腸に水分が溜まり、便がやわらかくなって排出しやすくなるとか。他に、消化されにくい糖質であるフラクトオリゴ糖がすぐに吸収されずに大腸まで届くため、便秘の改善も期待できるというのですから、便秘がちな女性にとってはありがたいものです。腸内環境を整えることはダイエットにも有用ですから、確かにバナナはダイエットに影響があるといえますね。
また、食べると満足感が得られるので、夕食前に食べると自ずと夕食の量が減るという意味もバナナダイエットにはあるようです。ただし、バナナは身体を冷やしやすいので、冷えが気になる人は注意したいものです。
バナナとダイエットの関係、いかがでしたか? これほど効果が期待できるのであれば、食事の中に上手に取り入れたいものです。そして、ぜひダイエットを成功させてくださいね。