ベッキーと「ゲスの極み乙女。」川谷絵音から始まった今年のキーワードとも言える「ゲス不貞」。子供たちが夏休みで暴れ回るなか、その暑苦しさをさらに息の詰まるものにしてしまったのが、小倉優子の夫であるカリスマ美容師の菊池勲氏だ。妻の妊娠中に後輩タレントに手を出していたのだから“ゲスすぎる”としか言いようがない。
不貞相手となったタレントの馬越幸子のプロフィールは所属事務所のHPから削除され、“クロ”だったことは間違いなさそうだ。ところが、菊池氏は「信じてほしい」と訴えているというから世間の女性たちからの非難は相当なもの。ネット上では「何をどうやったら信じられるのか。バカじゃないのか」「ゆうこりんは今日にでも離婚すべき」「チャラい見た目で本当にチャラいのは人間のクズ」など、川谷を超えるほどの罵声が飛び交っている。もはや菊池氏には信頼回復の余地はなさそうだ。
しかし、この騒動はただの不貞では済まされないというのは、ミセスファッション誌の編集者だ。
「今年の不貞スキャンダルの中には、金子恵美衆院議員の夫で『イク休不貞』をかました宮崎謙介元議員や、不貞相手を妊娠させたファンキー加藤もいます。そして今回の第2子を身籠っている小倉さんと、女性側の妊娠が絡んでいるケースも目立ちます。こうしたニュースが躍るたびにSNS上で、男性からは『女房が妊娠中は遊びたくなる』、女性からは『妊娠中に旦那が女遊びをしていた』といった類の書き込みを目にします。小倉さんの騒動にショックを受け、さらにこうしたコメントを読んだ未婚の女性やまだ子供のいない奥さまたちが『妊娠するのが怖い』と、妊娠に対し恐怖感を感じ始めているのです。この責任はかなり重いと思いますよ」
育児にもあまり参加せず、妊娠中の小倉を置いて夜中まで帰宅しないことも多かったという菊池氏。妻の後輩に手を出すという「一番ゲス」と罵声を浴びせられる今回の騒動だが、“未来の母親”たちに精神的トラウマを植え付けたとしたら、これは一有名人の“お遊び”では済まされないかもしれない。
(塚田ひかり)