関ジャニ∞の大倉忠義が4月29日から右低音障害型難聴と両側耳鳴りで、活動を休止。7月16日に神奈川・日産スタジアムで開催されたグループ最大規模のライブ「18祭」で復帰した。1年半ほど前から症状を訴えていた大倉。この数年、関西ジャニーズJr.の育成・プロデュースにも時間を費やしていたことが、身体の変調となって表れたようだ。
耳の病と付きあうことになったジャニーズといえば、KinKi Kidsの堂本剛がいる。17年6月に、左耳の突発性難聴を発症。医師から「もう治りません」と宣告された。音楽活動は、ヘッドホンを装着するなどの工夫を凝らして継続することになった。剛はさらに、右ひざの半月板も損傷しており、10年以上前から日常生活に支障をきたしている。43歳にして、「膝はおじいちゃん」らしい。
突発性難聴で今なお休養しているのは、Hey! Say! JUMPの八乙女光。今年はグループの15周年アニバーサリーだが、今年1月から活動休止を余儀なくされている。年内復帰を目指しており、節目イヤーに滑り込みセーフとなりそうだ。
“耳つながり”となった大倉と八乙女は、15年4月期のドラマ「ドS刑事」(日本テレビ系)で共演している。大倉は多部未華子とのダブル主役で、お人よし巡査を演じた。八乙女は、多部演じるドS巡査部長にいじめられたい願望が強い、Mっ気たっぷりの後輩巡査役だった。
役柄同様、プライベートでも八乙女にMのポジションにつかせたい大倉は、後輩いじりを仕掛けた。撮影現場で、八乙女に見えるようにスマートフォンの画面を操作。「俺、あと1週間で誕生日やねん」と言いながら、スポーツシューズのページで止めた。そして、「買って」と、後輩にねだったのだ。もちろん冗談だが、真に受けた八乙女はその場でシューズの品番を書き写して、後日、本当に購入してプレゼントした。
「結局、八乙女はドッキリだと最後まで気づきませんでした。後輩にとっては痛い出費でしたが、ジャニーズはバリバリの体育会系で、先輩の言うことには服従する縦社会。疑う余地も余裕もなかったようです」(週刊誌記者)
大倉はもともと面倒見がいい。この日を境に、特に八乙女には気を使って食事に誘い、スポーツシューズ代金以上の返礼をし続けたという。
耳の病気から復帰したあかつきには、大倉の歓待必至だろう。
(北村ともこ)