夕食のメニューを決めるには相撲に勝つ必要がある? お笑いタレント・加藤茶が、妻でタレントの加藤綾菜との仲睦まじいエピソードを紹介した。
2011年、加藤が68歳、綾菜が23歳という45歳差で結婚した2人。周囲からは「孫って言われる」ほどの年齢差があるが、普段からスキンシップは欠かさないようで、食事前にも“一戦”を交えることがあるという。
8月13日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に出演した加藤は、夫婦の間で自然と生まれたルールとして「僕はどっちかっていうと肉が好きだから、『おかず何にする?』って言われると、『肉にしてくれ』って言うの。でも、カミさんは魚を食べさせたいから『私は魚』って。じゃあ、相撲を取って(最後は決める)。負けたら肉はダメ」と、相撲で夕食メニューを決めるという。
「“はっきょい、のこった!”ってやるけど、カミさんのほうが強いのよ。やられちゃうのよ。俺は投げられちゃうんだよね」と、やはり若さには勝てないようだ。
続けて、加藤は「塩分を控えめにしてくれって言われて、ものすごい控えめにされちゃうの。薄味っていうか、味しねぇのよ」と不満を語るも、番組MCのお笑いタレント・加藤浩次は「奥さんは茶さんの健康のことを考えているわけでしょ?」と綾菜の配慮があると指摘。もちろん加藤も妻の思いやりを自覚しており、「それがあるからあんまりキツくは言えない」と語っていた。
「結婚後の2人の食事メニューをめぐっては、揚げ物や高カロリーのものばかりがブログにアップされていたことから、綾菜による『保険金狙い』『財産目当て』など、世間は言いたい放題でした。しかし、実際にはそうしたメニューを望んでいたのは加藤側で、綾菜は加藤のためにヘルシーな味付けや魚料理を希望していたといいます。
ネットには、そんな綾菜の夫への思いやりや、相撲でメニューを決めるという夫婦仲のよさに『いい奥さんですよね』『そこまでしてくれる奥様は素敵』『いろいろと誤解されてたんだなぁ』『とても幸せそうで羨ましいくらいです』『相撲したり、料理したり、10年夫婦だと、なかなかできないよ。カトちゃん側からこういう発言があるのが、またいいなぁ』『肉か魚で相撲を取って決めるって微笑ましいです』などの声が寄せられました。
45歳差の結婚には様々な反響があったものの、15年5月11日放送の『私の何がイケないの?SP』(TBS系)では、綾菜は『結婚当初は、加トちゃんの食べたいものだけを作ろう』とあらかじめ決めており、メニューは加藤の希望通りにしていたと強調。しかし、次第にその健康状態を気にし始め、カロリーを抑えたヘルシーな内容に改めていると説明していました」(テレビ誌ライター)
来年3月には80歳になる加藤。塩分とカロリーは抑えつつ、いつまでも綾菜と幸せな夫婦生活を送ってほしいところだ。
(木村慎吾)