勉強や読書をしていたりスマホを操作したりしているときの子どもの“姿勢”が気になりませんか?
猫背などの姿勢の崩れは、常態化すると体の歪みだけでなく、体液循環が滞ることで集中力の低下や首凝り・腰痛などの不調を招きやすくなってしまいます。そのため、子どもが悪い姿勢に慣れてしまう前に、親が次のようにサポートしてあげましょう。
■姿勢矯正グッズを取り入れる
リビングでゴロゴロしているときや床に座っているときの姿勢が気になる場合は、椅子や座椅子を取り入れると姿勢を整えやすくなります。椅子に座っていても姿勢が崩れるという場合は、座り姿勢をサポートしてくれるお尻に敷くタイプの姿勢矯正シートを使用したり、上半身の姿勢を整えるサポーターをつけたりする方法もあります。
■ストレッチやヨガ・体操で正しい姿勢を意識させる
正しい姿勢を維持する筋力が不足していたり、体が縮こまってしまってうまく伸ばせなかったりすると、姿勢が崩れやすくなります。普段使えていない筋肉を刺激し、ほぐしながら正しい姿勢を体感できるように、ストレッチやヨガ、体操などを取り入れるとよいでしょう。全身を動かし、伸ばす感覚を掴めるようになりますよ。
■姿勢を意識できるスポーツを経験させる
スポーツを通して、姿勢の重要性を意識させることも可能です。安定したフォームを維持するには、よい姿勢の維持としなやかな筋力が欠かせません。崩れた姿勢は怪我に直結することもあるため、自ら姿勢を意識しやすい環境づくりの一環としてもオススメです。
「よい姿勢を意識しなさい」「姿勢が崩れているよ」と声をかけるだけで正しい姿勢を意識してくれれば問題ないですが、そうはいかないことも多いですよね。意識せずとも姿勢を整えなければならない状況があれば、正しい姿勢の感覚も掴みやすくなりますので、子どもの興味や生活習慣を考慮したうえで、姿勢のよさを体感しやすい方法を選んであげてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)