人気YouTuberのヒカルが8月24日、自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑いタレントの明石家さんまとの初対面時のエピソードを披露した。
ヒカルは8月19日、インスタグラムでさんまとのツーショ写真をアップしてファンを驚かせていたが、今回の動画ではさんまとの対面が実現するまでの経緯を説明。
なんでも、ヒカルの友人でもある元艶系女優の明日花キララが経営する飲食店にさんまが飲みに来ているという報告を友人から受けたヒカルが駆けつけ横に座って2~3時間ほどいろいろな話をしたのだとか。
さんまといえば、バラエティ番組で「俺らテレビに出る人間の敵はYouTubeやで!」と発言するなど、以前からYouTubeを敵対視していることは有名だが、ヒカルによれば、この時もさんまは「お前らのせいでテレビが落ちてきたやないか」とジョークで伝えつつも、「YouTubeは絶対に出ない」と断言していたとのこと。しかし「(俺が)死んだらYouTubeに出せ。死んだらいいぞ。葬式撮っていいから。タイトル『さんまの死体』で、(YouTubeに)あげていい」という驚愕の提案をしてきたそうだ。
さすがのヒカルもこの提案には「そんなんしたら俺、炎上しちゃうじゃないすか」とツッコミを入れたというが、さんまは「お前、炎上慣れとるやろ? 大丈夫やろ?」と切り返しをしてくれたという。
また、ヒカルは会ってみて感じたさんまの印象として「人としてデカすぎる。余裕があるというかなんというか人生で出会ったことがない」と表現。続けて、「全く威圧感を感じないんですよ。大御所というか上の人って感じの接し方じゃない。逆にいちばん下から来る。俺らみたいな若い人間にも全くこう上からとかなかった」「マジで親戚のおじちゃんみたいな感じで接してくれる」と、フレンドリーに会話してくれたことを明かした。
そのほかにも、その場にいたYouTuberグループ・レぺゼンフォックスのメンバーが、夢として海外進出を挙げた際のさんまの反応についてもヒカルは「否定することなく、『もういったらええねん。全然いけるやろ』って。全部受け入れるみたいな」と、寛容な対応を取っていたことを説明し、「こんな人おるんやって思った」と、その器の大きさに驚いたそうだ。
「ヒカルはさんまの人柄のよさを痛感して、よりリスペクトの気持ちが高まったようです。特にヒカルが感心したのは、あれだけの大御所なのに謙虚な姿勢を取っていたという部分のようで、『俺もいろんな成功者の人に会ってきたけど、初めてやったもん、あんな人。一点のおごりもない。まだ自分は未熟者みたいな感じのスタンスなんやって生き方が‥‥あのレベルにいってやで』『俺、おごりしかなかったわ。自分がちっぽけで恥ずかしくなる、ほんまに』と、自身の振る舞いが恥ずかしくなるほど、衝撃を受けたようです。
ちなみにさんまも8月20日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、ヒカルと酒を酌み交わしたことについて言及していましたが、ヒカルの話について『勉強になった』と話していました。これもさんまの気遣いかもしれませんが、さんまとしてもライバルについて知る有意義な時間となったことは間違いないでしょう」(エンタメ誌ライター)
主戦場は違えど、お互いにとっていい刺激になったことだろう。
(権田力也)