野菜の薄切りや千切りって、意外と重労働ですよね。でも、「スライサー」の力を借りれば、短時間で手軽にカットすることができます。日々の調理負担の軽減に取り入れたいけれど、どんなものを選べばよいのか分からないという場合は、次のようなタイプから用途に応じて選ぶのがオススメですよ。
■板状のスライサー
最も一般的なスライサーがこれです。ボウルなどの上に乗せたりお皿の上に斜めに立てかけたりして、板に食材を押し当てて動かすことで野菜をスライスします。スリムな板状タイプは収納場所に困りにくく、洗い物も少なく済むため、日常使いにピッタリです。安定感を高めたい場合は、スライサーの大きさに合わせた受け皿とセットになっているものを選ぶ方法もありますよ。
■ピーラーのようなスライサー
よりコンパクトで、野菜の皮を剥くようにスライスすることができるピーラー型のものは、より薄く細くスライスしたい場合に向いています。少ない食材を効率よくスライスしたいときにも大活躍しますよ。調理中のお鍋やフライパンの上で、千切りや薄切りの食材を追加したい場合などにも重宝します。
■タワー型のスライサー
4面がそれぞれ違った形になっているタワー(箱)型のものは、複数のスライサーを使い分けたり受け皿を取り付けたりする手間を省きたい方によいでしょう。面の外側でスライスし、筒状の内側部分にスライスした食材が溜まっていく仕組みのため、食材が飛び散るのも防ぎやすいですよ。
■自動スライサー
硬いものほど力が必要な野菜のスライスですが、刃に食材を押し当てるだけの自動スライサーもあります。一度にたくさんの量の野菜をスライスしたい場合や、手動のものよりさらに短時間で済ませたい場合にうってつけです。ただし、手動のものと比べて本体が大きいため、収納場所を確保してから導入してくださいね。
お気に入りのスライサーが見つかったら、食材が小さくなったときに指を切らないようにガードがついているか、手元が安定する仕組みがあるか、刃を変えることでさまざまな切り方ができるかなどをチェックして、安心して使える料理の相棒をゲットしてくださいね。
(Nao Kiyota)