「腹八分目で終えたいと常々思っているのに、気付けばいつも食べ過ぎちゃう……」
美味しいものを食べ続けたい気持ちを抑えて自制することは、簡単なことではありません。そんなときは、意志の力ばかりに頼らず、食べ過ぎ予防につながる次のようなアクションをしてみてはいかがでしょうか。
■水や炭酸水を飲む
水分不足は、空腹の原因になります。水分を取り入れたいはずなのに食べ物ばかりを取り込めば、満足感も得にくくなります。とはいえ、水分ばかりをガブガブと飲み過ぎては不調の原因になりますから、食事中に少しずつ水分を取るようにしましょう。箸休めにもなり、満足感を得やすくなりますよ。水分でカロリーを摂取してしまうのを防ぐためには「水」を選んでください。炭酸水にすると、より満腹感を得やすくなりますよ。
■よく噛んで食べる
早食いは食べ過ぎの元凶です。よく噛み、ゆっくり味わって食べると満足感を得やすく、食べ過ぎを防ぎやすくなります。よく噛むことは消化にも優しく、代謝アップの一助にもなります。
■ガムを噛む
水分を取ってもゆっくり食べても、「やっぱりもっと食べたい!」というときには、ガムを噛むとよいでしょう。噛む回数を増やせば満足感を得やすくなることに加え、ガムを噛んでいる時間は食べ物を口に入れることができないという、物理的な予防策としても重宝します。
食欲の秋が迫ってきました。十分な栄養を摂取したけれどなんだか物足りないという場合に、ぜひこれらのアクションを試してみてください。そして、“冷静に食べえる量を決める”という心の余裕を作ってくださいね。
(Nao Kiyota)