お笑いコンビ・麒麟の川島明が8月26日、「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)に出演。約2時間で大阪~東京間を移動したというエピソードを語った。
番組で「人生でいちばん怖かった電話」がトークテーマになると、川島は04年ごろに「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京系)で漫才を披露することになった際のエピソードを披露。
川島によると当日は東京・世田谷区の砧スタジオに13時入りの予定だったが、相方の田村裕からの電話で大阪の家で寝ていたところを起こされ、それがまさに13時だったという。収録自体は15時から開始、麒麟の出番は15時5分からだったため、川島は寝間着姿のままスーツケースを持ってタクシーに飛び乗り、伊丹空港へ。何とか飛行機に乗ることができ、羽田空港に着いたのは14時。羽田空港から砧スタジオまでは約20kmの道のりのため、タクシーの中でスーツに着替えて15時に到着し、何とか間に合ったという。
しかし、出番後に「ちょっと麒麟来い」とビートたけしに呼び出されたという。たけしからは「なんかお前ら、今日テンポがめちゃくちゃ変だったな」と指摘されたといい、川島は「『ああ、わかるんだ』と思っていたら『田村のテンポが最悪だったな』って」とオチをつけ、スタジオを爆笑させていた。
ネット上は、《オチww田村かわいそうww》《田村に流れ弾。ちゃんと時間通りに入ったのにw》など田村への同情の声であふれたが、一方で《え? 大阪から東京って2時間で行ける?》《飛行機でも13時に起きて大阪の自宅~伊丹空港~羽田空港まで14時に着くものなの?》《搭乗時刻やチケット購入時間チェックインあわせても間に合うの? 大阪‐東京間って実質30分くらいのフライトなの?》など移動に疑問の声が続出した。
「伊丹~羽田間の飛行機は天候など諸条件にも左右されますが、片道で1時間強。13時に起きた川島がタクシーで移動してチケットを購入、搭乗手続きなどを経て飛行機に乗り、14時に羽田に着くためには13時前の便に乗らなければいけないはず。仮に多少ずれたとしても、羽田から砧スタジオまで車で移動しても40分弱かかるため、15時に着くには最低でも14時10分ごろには到着していないと間に合わない。つまり13時に起きた川島はどうやっても間に合わないのではないでしょうか」(トラベルライター)
とはいえ、川島が間に合ったのは事実。記憶違いで実際はもう少し早く起きていたのか、収録時間が15時ではなかったのか、あるいは話をいささか“盛った”のか。謎は残るばかりだ。
(柏原廉)