フィギュアスケートのシーズン開幕まであと2カ月だが、羽生結弦人気は相変わらず健在だ。
「7月29日発売の『羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK 2015-2016 (Ice Jewels特別編集)』が発売1週間で1万部を売上げ、写真集部門の1位を獲得したんです。オフシーズンの時期であっても発売直後にこれだけの数が動くということは、熱烈なファンが数多くいるという証です」(週刊誌記者)
売上げが伸びる原因は、羽生人気を支える世代に特徴があるからだという。
「人気が出始めた初期のころは、試合の開始間際に声をかけるなどのマナーの悪さを指摘されたこともありました。そのことから、にわかファンや若いファンが多い印象があるかもしれませんが、試合に駆けつけたり、グッズを買ったりするような、ある程度時間とお金に余裕があるファンは、中高年の女性が中心なのです。子育てが一段落した世代がネットで情報を集め、写真集が出たとなれば即座に購入。1位にランクインという背景には、そんなファンの姿が見えますね」(女性誌記者)
とはいえ、世界歴代1位の得点を記録した時点で、羽生は不動の国民的スター。写真集の売上げ1位に驚くことはないのかもしれない。
(芝公子)