ジャニーズJr.のユニット「美 少年」の浮所飛貴がドラマ「トモダチゲームR4」(テレビ朝日系)で主演を務めているが、その演技力が評判となっている。
人気漫画が原作で、突然負わされた多額の借金を返済するため、高校生たちが謎のゲームに挑むという物語。今回のドラマでは、「美 少年」のメンバー6人と「HiHi Jets」の井上瑞稀、猪狩蒼弥の2人が出演し、浮所は友達を大事にする一方、本賞は悪魔という役柄に挑戦している。
「本人も普通の顔と、悪い顔のギャップを出すようにしていると話していますが、それこそ怖いときの顔は見事といってもいいでしょう。ネットなどでも“怖すぎる”と評判になっていますし、演技がうまくなったように思います」(芸能関係者)
そもそも浮所というのは、なかなか絶妙な演技をすると評判だった。
「それほど滑舌も良くないし、『美 少年』全員が主演した2020年のドラマ『真夏の少年~19452020』(テレビ朝日系)では、あまりの演技下手のため、台詞の少ないクールな役柄に変えられたという話もあったほどです。だから今回、主役に起用されたことには、不安視する声もあった」(前出・芸能関係者)
そんな浮所が悪魔的な一面を見せつつ、頭の切れる役を演じるというのだから、ファンは感慨深いものがあるだろう。
「現在、立教大学の学生ですが、中学受験して入ったエリートですし、ジャニーズでもクイズ部の一員として活躍している。むしろ頭の回転の速いのは地ですし、そういう意味では今回のドラマは適役だった。ハマリ役を経験したことで役者として飛躍するタレントは少なくない。浮所もその一人になるのでは」(テレビ関係者)
浮所にとって転機となる作品だったかもしれない。