「ちむどんどん」上白石萌歌主演の“スピンオフ恋愛ドラマ”に心配の声

 女優・黒島結菜がヒロインを務める朝ドラ「ちむどんどん」(NHK)がいよいよ終盤に差し掛かっている今、早くもスピンオフ企画が浮上して驚きの声が上がっている。

 第22週「豚とニガナは海を越えて」では、暢子が経営する沖縄料理店「ちむどんどん」をいったん閉め、暢子と矢作(井之脇海)が沖縄そばの改良に取り組んでいたところ、母・優子(仲間由紀恵)と姉・良子(川口春奈)の2人が突然上京してくる展開だった。

「今回の朝ドラは、8月31日に約1年に及ぶ撮影を終えてクランクアップ。ヒロインを演じた黒島は『大変な時期もありましたが、撮影現場に行きたくないと思う朝は一度もなくて、毎日ここにきて作品を作ることがとても楽しかった』とコメントしています。しかし実際は、番組終了後にツイッター上で『#ちむどんどん反省会』によるツッコミが相次ぎ、視聴者をざわつかせることも多く、黒島にとって今作が黒歴史になるのではないかといった声も上がっていました」(テレビ誌ライター)

 そんな中、暢子の妹・歌子役を演じる上白石萌歌と、暢子の幼馴染・智(前田公輝)の恋模様を描くサイドストーリーがスピンオフドラマとして11月頃に放送されると女性誌「女性自身」9月20日号に掲載されたのだ。

「その記事では、視聴者からの耳の痛い指摘が続き、クライマックスに向けて好感度の高い歌子を事実上の主人公にして描き、歌子と智の恋の行方を軸に撮影を行ったと報じています。その上でスピンオフまで制作。本当にそんな展開なのだとすれば、ヒロイン・黒島結菜の立場がありません」(週刊誌記者)

 これは、歌子を演じる上白石にとってもマイナスだという声がある。

「上白石は、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)では、肉体改造して水泳選手・前畑秀子役を熱演。そして今作の歌子役では三線にも取り組み、素敵な歌声を披露して局内での評判も上々。前作『カムカムエヴリバディ』でヒロインを演じた姉・萌音に続く朝ドラのヒロイン候補でもあります。今作で必要以上に強い印象を残しては、今後ヒロインとして選ばれにくくなりはしないでしょうか」(芸能ライター)

 果たしてどんなエンディングが待っているのか。

(窪田史朗)

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