8月19日に36歳の誕生日を迎えるディーン・フジオカが、ファンイベントの「FamBam Birthday Bash」を開催する。同日には公式ファンクラブも設立され、ファンにとっては待ちに待った一大イベントとなりそうだ。
だが、当のフジオカサイドが、そんなファンの気持ちに水を差す発表を開催間近の8月8日に行ったという。事実上の誕生日イベントにもかかわらず、花を含めた一切のプレゼントを断るというものだ。会場に持参していいのはファンレター、そして缶詰などの食品類だけなのだが、その真意を芸能ライターが解説する。
「フジオカはこのイベントを利用して、自宅で食べきれない食品を必要とされている人に届ける『フードドライブ』活動を実践するつもりです。フジオカがインドネシアや台湾で活動していた頃は、誕生日にはケーキやプレゼントを手に孤児院や養老院に訪問していたとか。しかし、日本を活動拠点にする現在は同じことを続けるのが難しいため、代わりにフードドライブの推進に思いが至ったようです」
このような犠牲と奉仕の精神は、敬虔なクリスチャンのフジオカらしい考えだと言えそうだ。多くのファンも「趣旨には大賛成」などと賛同しているが、一部のファンからは不満の声があがっているという。芸能ライターが続ける。
「フジオカのSNSには誕生日を盛大に祝おうと心待ちにしていたファンからは、『ファンの気持ちは無視ですか?』『発表が遅すぎます』といった反発のコメントも寄せられています。もっとも日本に腰を据えるつもりがないフジオカですから、少々反発を食らった程度で自分の考えを曲げることはないでしょうね」
そもそも日本の芸能界に染まり切っていないのがフジオカの魅力でもあるはず。そんなフジオカを好きになったファンは、今回のプレゼント拒否をむしろ喜んで受け入れるべきなのかもしれない。
(白根麻子)