「ふくらはぎが細くなるわけない!」と諦めていませんか?
太く見えがちな「ふくらはぎ」は大きな変化が出にくいので、ダイエットで挫折しやすい部位のひとつです。そこで、よりほっそりさせるためにも、次のようなことに取り組んではいかがでしょうか。
■マッサージで巡りをよくする
下半身の血液やリンパ液などの体液を上半身へと送り出す働きのあるふくらはぎは、その機能が低下すると巡りが滞り、水分や疲労が溜まりやすくなります。むくみが気になる場合は、足首から足の付け根に向かってさすり上げるように指圧し、巡りをよくしましょう。
手のひらでさすり上げるのでは力が弱くて心地よさを感じられない場合は、手をじゃんけんのグーの形にして両手で足首を挟み、圧をかけながら足の付け根に向かって動かしてください。心地よいと感じられる力加減で行うことが大切です。
■ふくらはぎの筋トレでむくみにくい体質をつくる
ふくらはぎの筋力が弱いと引き締まりにくいだけでなく、ポンプ作用が弱くて巡りが滞りやすくなります。ほっそり美脚を目指す方ほど、ふくらはぎの筋トレを忘れずに。手軽にできるオススメの方法は、「つま先立ち」をすること。つま先立ちになって数秒間キープしたり、つま先立ちをしたまま歩行したりすることで、ふくらはぎの筋肉を刺激することができます。
■まっすぐな姿勢で立つ
姿勢が悪いことで、ふくらはぎが太く見えてしまっているというケースも少なくありません。両足のかかとを合わせてから足先を開いて八の字にし、膝を合わせてまっすぐ立ちましょう。下半身の内側に体重をかけるイメージで体の中心を軸に背筋を伸ばすと、自然とふくらはぎも引き締まって見えます。姿勢を整えることで細く見せられるだけでなく、体幹を鍛えてふくらはぎを引き締めるのにも役立ちます。
巡りをよくして筋力を高めたり姿勢を整えたりすると、細くてまっすぐなふくらはぎになりやすいです。足から体調を整えて、引き締まったメリハリボディを実現してくださいね。
(Nao Kiyota)