2020年8月、自らの不貞により女優・杏と離婚するに至った俳優・東出昌大は、その辛さを共演者にボヤいていたという。
発端は、18年公開の映画「寝ても覚めても」で相手役を演じた女優・唐田えりかとの3年に及ぶ禁断の愛だった。当時、杏が東出との第三子を妊娠しながら2人の子供の世話もしていた最中の不貞とあって、世間からは多くのバッシングを浴びることに。
不貞報道から7カ月後には、杏が3人の子供の親権を持つ形で東出と離婚したことを発表。現在の杏はフランスに本拠地を置いて活動を続け、一方の東出は2月に所属事務所を退所。それぞれが別の道を歩んでいる状態だ。
そんな東出の近況について、「FLASH」は9月15日配信の記事内で次のように伝えている。
ドキュメンタリー作家・森達也氏の初監督作品への出演が決まった東出は、8月から撮影で関西に長期滞在。夜になるとその胸中を漏らすという。同作で共演中の永山瑛太ら役者仲間からは、ホテルの部屋で「東出さんを慰める会」を開催してもらっているようで、酒が進むと、東出は「実は子供とほとんど会えず、寂しいんだ」とボヤくのだとか。2年前の不貞報道以降、まともに会う機会がないのは致し方ないが、ついには杏ファミリーが渡仏してしまったため、今後はさらにそのチャンスは減っていくことが予想される。
「一方で、その発言と行動に整合性がつかないように感じる報道も。杏との離婚から10カ月程が経過した昨年6月頃、東出が頑なに子供の養育費を渡しておらず、杏に提示した金額は『子供1人につき1万円』で、3人の子供分として3万円しか払う気がないと報じられました。杏は父親としての誠意を感じない東出の振る舞いにショックで言葉を失ったといい、またしても世間から大ひんしゅくを買うことに。一部では、スキャンダルによって役者業がふるわない東出の厳しい台所事情が原因との見方もありましたが、“会えなくて寂しい”と嘆くほどに大切な存在であれば、1万円という養育費の提示は考えられません。しかし、子供と会いたがっているのは事実のようで、不貞報道から1カ月も経たない20年2月中旬の深夜には、杏の家の周辺を徘徊し、中を見ようとする“アポなし帰宅”を『女性セブン』に報じられています」(テレビ誌ライター)
不貞発覚後はマンスリーマンションに住んでいた東出だが、寂しさに我慢できなくなったのか、黒っぽいニット帽にメガネ、マスクという不審者オーラ漂う「完全防備」で、“元自宅”を偵察。結局、家には入らせてもらえず、子供と会えずじまいに終わっている。
現在はその養育費の金額がアップしていることを願いたいが、そもそも子供と会えない状況を作り出した原因は自らの火遊びだ。そうした背景もあり、ネット上では東出のボヤキ報道に「養育費も大して払ってないのによく言うな」「自業自得すぎる」「ならどうして養育費は3万円?」「本気で言ってるなら、子供が会いたいと思える父親になることがいちばんなんじゃないですか?」などの指摘が集まっている。
まずは役者業に専念し、家族を始め、世間からの信頼を取り戻すことが先決だろう。
(木村慎吾)