銀座の高級クラブホステスへの性加害が明らかになり、日曜劇場「アトムの童」(TBS系)を降板した香川照之の代役を、オダギリジョーが務めることとなった。
同作は山崎賢人演じる天才ゲーム開発者が老舗玩具メーカーとタッグを組みゲーム業界に参入。大企業に立ち向かう姿を描いている。主人公に立ちはだかる大手企業のボス役に香川の出演が決まり、撮影にも参加していたが、一連の報道を受け、所属事務所やTBSが協議し、9月8日に降板が決定していた。
この報にネット上では「日曜劇場の悪役と言えば香川照之となっていた流れに風穴を開けるいいきっかけかもしれない」「連続して同じような役に同じ人が出続けるドラマが多かったのでよかったと思います」「香川照之さんの悪役、ラスボス役、見飽きすぎて日曜劇場、そのキャスティングのままなら見てなかったと思う」などのコメントが寄せられた。
「香川の不祥事とは関係なく、彼の演じる悪役に飽き飽きしていたというコメントが多かったですね。特に日曜劇場は、2010年『新参者』の第1話にゲスト出演して以来、11年『南極大陸』、13年『半沢直樹』、14年『ルーズヴェルト・ゲーム』、15年『流星ワゴン』、16年『99.9‐刑事専門弁護士‐』、17年『小さな巨人』と、毎年のようにキャスティングされてきましたからね」(テレビ誌ライター)
飄々としたイメージのあるオダギリジョーが、どんなヒールを演じるのか楽しみであり、日曜劇場に新風が吹きそうだ。