最近よく耳にする「NFTアート」。何やら先進的っぽくて興味はあるものの、よく分かっていないという人も多いのでは?
NFT(Non-Fungible Token)とは「代替不可能なトークン」という意味で、偽造や改ざんがされない暗号化の仕組みで唯一無二の価値を持たせたデジタルデータのこと。仮想通貨で購入することができます。複製が不可能なので、もしそのデジタルデータがアート作品なら、転売されても作者に報酬が還元されるのです。
購入する立場にしてみれば、お気に入りのアーティストの作品を価値のある状態で保有できるということです。近年は、GUCCIやLOUIS VUITTON、Tiffany & Co.などの世界的ブランドがNFTアートを手がけていて注目されています。
そんなNFTアートは、こんな楽しみ方もできるんです。例えば、SNSのアイコン。自分のキャラクターを表すNFTアートを設定すれば、自己アピールにつながります。
また、仮想空間メタバースの世界ではアバターを用いて活動ができますが、「cluster(クラスター)」というメタバースプラットフォームでは、アバターに自分の持っているNFTアートを設定できることも。自分が素敵なお気に入りのアート作品そのものになって活動ができるというわけです。
そして、AR技術を利用すれば、NFTなどのデジタルファッションをバーチャルな世界で着用することだってできるんです。例えば、「METADRIP」というアプリを使う方法があります。これは、3DCGで生成されたNFTをはじめとしたデジタル資産を、スマートフォンのカメラを通じてARで着用・体験できるもの。ARで試着した写真やビデオは、SNSにアップロードして楽しめるので、2倍、3倍楽しめます。
楽しみ方が意外と多いNFTアートの世界、一度ハマったら抜け出せなくなるかも!?