テレビ朝日・弘中綾香アナウンサーの“告白の断り方”が、賢明かつ恋愛上級者だとして話題になっている。
9月19日放送「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)では、男性アイドルグループ・JO1の川尻蓮をゲストに迎え、異性から交際を申し込まれた際の円滑な回避の仕方についてトークが弾んだ。
川尻はあまり女性から告白されて交際に至った経験がなく、自分からグイグイと攻めるタイプだと説明。しかし、もしも断らなければならないシチュエーションになった場合には「嬉しいんだけど、付き合うことはできないよ」と丁重に言葉を選んで断るという。同番組MCのフリーアナウンサー・田中みな実の場合は、「いやいや、もったいないよ、私と付き合うなんて」「もっと素敵な人いるから」と自分への関心を逸らすよう、謙遜した言葉で返すと明かした。
一方、弘中アナは「私は告白されません」と語り、そもそも男性から告白されることがないと説明。というのも、「告白される前に“NO”っていうことをめちゃくちゃアピールします」とのことで、その予兆を感じる場合には「2人っきりにならないとか」と相手に誤解させないような振る舞いを心がけるという。
好きではない男性からの好意になんとなく気付き、「矢印がこっちに向いてるっぽいなと思ったら、『じゃあ、みんなで会おうか』とか」と、なるべく複数人で会うことを提案し、“告白”前に異性として見ていないことを察してもらうスタイルのようだ。
「多くの男性からモテてきたであろう弘中アナらしいスマートな回避術に対し、進行役のお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太は『合気道よ。力を全部逃して』と表現して讃えていました。告白を断るという気まずい状況になる前に、そもそも告白をさせないような空気作りを事前に意識しておくという“恋愛上級者”ぶりがうかがえ、ネット上では『器用な人』『夢中にさせといて断るよりは相手にとって優しい対応』『モテるだけに、うまい交わし方を知ってるね』『断ることで男女トラブルに発生する場合もあるから、弘中さんのやり方はかなり賢いと思う』などの声が」(テレビ誌ライター)
なお、普段は男性から言い寄られることが多い弘中アナだが、高校生の頃に「1回だけ告白したことがある」とのことで、「電話で“好きです”って言ったんですけど、メールでフラれました」と回想している。
「理由は、『恋愛より部活のほうが大事だから』と聞かされ、弘中アナは『もっと好きになりました。燃え上がっちゃった。私より部活のほうが好きってどういうことって』と人生で唯一フラれた貴重な瞬間を懐かしんでいました」(前出・テレビ誌ライター)
やはり、モテまくる女性には、それなりの工夫や苦労が付き物なのかもしれない。
(木村慎吾)