残すところあと10話になったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。10月2日放送の第38話「時を継ぐ者」では、鎌倉殿に謀反を企てた北条時政(坂東彌十郎)を追放した息子の義時(小栗旬)が、ついに二代目執権を継ぎ、鎌倉の頂点に立つまでが描かれた。
「時政パパ」と親しみを込めて呼ばれていた坂東の出番はこの日で終了。今後は10月21日スタートのドラマ「クロサギ」(TBS系)で、平野紫耀演じる詐欺師を騙す詐欺師=クロサギこと黒崎高志郎の家庭を破滅へと追い込んだラスボス・御木本の役が待っている。
「ネット上では早くも、時政パパを好演した坂東が、どんな詐欺師を演じてくれるか期待する声があがっています。視聴者はすでに、坂東が笑顔を見せれば愉快そうな好々爺に見え、ちょっと目つきを悪くするだけで、ゾッとするほど恐ろしい不穏なオーラを放つことができることを『鎌倉殿の13人』で見てきたため、『キンプリ平野と時政パパではパワーバランスが悪すぎないか?』『時政パパの対決相手が平野ってすごく弱い』『旧作では山Pと岸部シロー、新作では平野と彌十郎の対決か。どうなるか楽しみ』『悪十郎ぶりを遺憾なく発揮してほしい』といった声があがっています」(女性誌記者)
6月22日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)では、183センチという高身長のため必要以上に目立ちすぎてしまい、若い頃は演出から怒られるなどの苦労があったと明かした坂東。公称身長171センチの平野と並んだ絵面がどうなるのか、ぜひ見てみたいものだ。